パーソル総合研究所が2021年8月に公開したデータによると、副業の月収の中央値は4.1万円、時給で1,883円だそうです。
月4万円の収入が増えると、年収が約50万円アップとなります。
月4万円のおこづかいがあったら、好きなゲームやブランドが買えたり、けっこう豪華な旅行に行けたりしますよね。
「今から副業を始めるのは遅いのでは」と考えているかもしれませんが、まだ間に合います!
そして、これから副業を始めるなら、IT系副業に挑戦してみることを強くおすすめします。
その理由も含め、本記事を最後まで読んでいただくと以下のことがわかるようになります。
- なぜIT系副業がよいのかを知りたい
- IT系副業にはどんなものがあるのか知りたい
- IT系副業の案件獲得方法を知りたい
- IT系副業の学習方法を知りたい
→IT系副業のメリットを3つ紹介します。
→今から始めるならおすすめのIT系副業を6つ紹介します。
→土日でも可能なIT副業案件の探し方を紹介します。
→副業の種類に応じた学習方法を紹介します。
僕は会社員時代に副業をしてみたいと思いつつもすることができませんでした。
今となってはとても後悔しているのですが、もしあなたがエンジニアでしたら以下の記事も参考になるかもしれませんのでよろしければ参考にしてください。
>> エンジニアが副業をしなくて後悔した話【副業の始め方も紹介】
では、順番に解説を始めていきます。
IT系副業のメリット3選
はじめに結論からお伝えすると、IT系副業をおすすめしたい理由は、下記3つのメリットがあるからです。
- 自宅やカフェなどの場所を選ばずに仕事ができる
- 在庫を抱える心配がないので小さく始められる
- 長く活用できるスキルが身につく
それぞれ解説していきます。
自宅やカフェなどの場所を選ばずに仕事ができる
副業を始めるにあたって、一番大変なのが「時間の確保」です。
本業を行いながら、さらに副業を行うには、どうやって時間を作るかが大切なポイントです。
その貴重な時間を時給に計算されない移動時間に使ってしまうのは、とてももったいないですよね。
アルバイトであれば通勤手当が支給される場合もありますが、時給よりも高くなることはないでしょう。
結果的には移動時間はゼロまたは限りなく少ないほうが、時間単価が上がり、収入が大きくなります。
また、IT系副業であれば働く時間も自由です。
日中の隙間時間や本業が終わった夜、土日だけなど自分の生活スタイルに合わせて選択できます。
副業は長く続けることが、収入を大きくするポイントでもありますので、時間と場所を自由に選択できるのは無理なく続けることができますよね。
在庫を抱える心配がないので小さく始められる
副業を始めるときに、最初にまとまった資金が必要であると思っている方もいるかもしれません。
確かにせどりビジネスなどは、最初に商品を購入する必要があるため、ある程度の資金が必要となります。
一方で、IT系副業の多くは、パソコンがあればすぐに副業を始められるものばかりです。
また、せどりビジネスは物理的な商品を扱うため、売れ残りや保管場所などの心配事が発生します。
一方でIT系企業の多くは、パソコンの中で商品や成果物を作り上げるため、売れ残りや保管場所などの心配はありません。
とくに初めての副業の場合は、心配事は少ないほうがいいですよね。
長く活用できるスキルが身につく
IT系副業ではパソコンを使って商品や成果物を作り上げるスキルが必要となります。
それらはこれからも需要が見込まれるものばかりなので、一度スキルを身に着けてしまえば長く活用することができます。
もちろんスキルを身に着けるまでが大変、ということもあります。
でも学生時代の受験勉強に比べれば、短い時間で習得できますからきっと大丈夫です。
アルバイトなどは働き先が変わるごとに仕事を覚えるのが大変だったりしますが、同じスキルで長く稼ぎ続けられるのは良いですね。
おすすめのIT系副業6選
これから副業を始める方に向けて、おすすめのIT系副業を6つ紹介します。
早速ですが6つをお伝えすると、以下になります。
- プログラミング
- Web制作
- Webライター
- Webデザイナー
- 動画編集
- 動画クリエイター
それぞれ詳細を解説していきます。
プログラミング
プログラミングは、プログラミング言語を使って、ツールやWebアプリケーション、スマホアプリなどを作る仕事です。
企業や個人から仕事を受注して稼ぐ方法と、自分で一からアプリを作って稼ぐ方法があります。
副業で行うのであれば前者の方法が一般的です。
スキルを身につける難易度はやや高めですが、その分収入は大きくなります。
Web制作
Web制作は、企業のホームページや広告サイトなどの構築を手掛ける仕事です。
現在では簡単にサイトを構築できるWordpressを使う案件が多くなっています。
自らで記事を書いたり、デザインをすることもありますし、別なライターやデザイナーと協力して行うこともあります。
比較的簡単にスキルを身につけることができるため、人気が高く、案件の競争率も高めになっています。
Webライター
Webライターは、Web上に掲載する商品紹介、コラムやエッセイなどの文章執筆を行う仕事です。
また、案件によっては企画・取材・調査も行い、執筆のインプットとします。
よい文章を書くためのスキルも必要ですが、それ以上に経験が成果につながる副業です。
Webデザイナー
Webデザイナーは、アイコンやロゴの作成、Webページの企画やデザインを行う仕事です。
Adobe Photoshopなどのツールを使って画像を作ったり、HTMLやCSSでプログラミングをすることもあります。
デザインはセンスが必要と思われたりしますが、実は一定の法則や手順があるので、センスに自信がなくても基礎スキルがあれば可能な副業であったりします。
動画編集
動画編集は、収録済みの動画に対して、無駄な部分を削って見やすい動画にしたり、文章や音楽をいれて品質の高い動画にする仕事です。
最もよくある案件が個人で収録したYouTube動画の編集作業です。
その他にもウェディングムービーや企業のPR動画などの案件もあります。
動画編集も比較的簡単にスキルを身につけることができ、人気が高いIT系副業です。
動画クリエイター
動画クリエイターは、アニメーションや3DCGなどを使って一から動画コンテンツを作成する仕事です。
Youtubeの声のみ収録した状態に対して、アニメーション動画を作るのも動画クリエイターの仕事です。
また、3DCGを使ってゲームコンテンツを作ったり、映画などの映像を作ることもあります。
プログラミングと同じく、スキルがあれば本業に活かしたり、転職して本業にできる貴重なスキルとなります。
土日でも可能なIT副業案件の探し方
次は、IT系副業の案件を探す方法を解説します。
本業を週5日で行っている場合は、本業の終了後または休日を活用して副業を実施することになりますので、そのような案件の探し方について紹介していきます。
短時間で行える案件の求人を取り扱っているのが、クラウドソーシングサイトや副業エージェントです。
クラウドソーシングサイトでの探し方
クラウドソーシングでは個人間で仕事の受発注を行います。
報酬も案件ごとに様々で、比較的短期間の案件が多くあります。
クラウドソーシングサイトはたくさんありますが、案件数が多くて、たくさんの人に使われているサイトを4つ紹介します。
クラウドワークス
プログラミングやWeb制作、Webデザイン、Webライターの案件を数多く取り扱っています。
会員登録は無料で、求人情報も見ることができますので、案件の詳細が気になる方は下記リンクよりご覧ください。
ランサーズ
幅広い案件を多数取り扱っていて、受注側が見積もりを行って提案するプロジェクト方式や、コンペ方式など様々な受注形態があります。
こちらも利用料は発生しませんので、無料で利用することができます。
ココナラ
ココナラは求人だけでなく、受注側が自分の持つスキルを商品として売ることができるユニークなクラウドソーシングサービスです。
自分が作ったデザインや動画などをそのまま売ることもできますし、見本として掲載して発注者からリクエストされた内容を仕事として受けることもできます。
自分のポートフォリオを公開してアピールできるので、Webデザイナーには特に向いているサイトですね。
Bizseek(ビズシーク)
他のサイトと比較すると案件数はやや少なめですが、ここにしかない案件もありますので案件探しには活用できます。
受注したときの手数料が他に比べて低いことが特徴で、こちらも無料で利用することができます。
副業エージェントでの探し方
企業の案件を獲得するには、個人で見つけて交渉するのが難しいため、副業エージェントを使うのが効率的です。
エージェントといってもしつこく連絡が来るようなものではなく、自分のスキルを登録すると見合った案件を紹介してくれるものです。
報酬の数パーセントを手数料として取られるものもありますが、自分で探すよりも圧倒的に早いので最初は活用してみることをおすすめします。
企業の案件は、土日稼働可能な求人が少ないのですが、その中でも多くの案件を取り扱っている副業エージェントを3つ紹介します。
どれも無料で利用できますし、担当者に相談すると自分に見合った案件を紹介してくれますので、活用してみてください。
Workship(ワークシップ)
Workshipは、土日稼働可能な案件を数多く扱っているエージェントです。
リモート可能な案件も多く、週1日稼働の案件もあります。
Webデザイナー、Webライター向けの案件が多めなのも特徴です。
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、比較的高単価な案件を多く取り扱っているのが特徴です。
週2日からの案件が多く、プログラミングやWeb制作を行うエンジニア向けの案件が多めです。
Anycrew
仕事での人脈をもとにしたマッチングサービスです。スキルを入力しておくと直接スカウトが届きます。
リモート案件や週1案件もあります。
IT系副業のおすすめ勉強法
最後にIT系副業を始めるにあたって、おすすめの勉強法を解説していきます。
プログラミングの勉強法
まったくの初心者の場合は、いきなりスクールや書籍で学習し始めても挫折する可能性があるので、まずはゲーム感覚で遊びながら学習することをおすすめします。
具体的には、スクラッチという学習ツールがあります。
詳細は以下の記事で紹介していますので、興味があればご覧ください。
>> プログラミングを始める前の学習法
その次の勉強としては、下記の書籍がとても分かりやすく書かれているのでおすすめです。
その後は、やはり専門スクールで学習するのが一番効率のよい方法です。
まずは学習システムを全て体験できるテックアカデミーの無料体験を試してみるとよいと思います。
Web制作の勉強法
Web制作はHTMLやCSSに加えて、WordPressの知識も必要になります。
また、ライティングの知識やSEOと呼ばれるWeb検索に関する知識があると案件が取得しやすくなります。
WordPressに関する情報は、Web上に良い情報がたくさんあるので独学で学習することも可能です。
体系的に学習するなら、RaiseTech(レイズテック)のWordPress副業コースがおすすめです。
HTMLやCSSも含め、Web制作で稼ぐために必要な知識を網羅的に学習することができます。
Webライターの勉強法
Webライターはライティングのスキルが必要となります。
ライティングスキルとは具体的にいうと『知識のない人にわかりやすく伝える技術』です。
独学で知識を得ることができますが、たくさんアウトプットすることでスキルを高めていくことができます。
その意味でブログを始めてみるというのはおすすめのスキルアップ方法ですね。
ライティングとは何かから学習したいという場合には、以下の書籍が初心者向けでわかりやすく書かれています。
上級者になるための学習としては、Writing Hacks(ライティングハックス)の受講がおすすめです。
低価格で月収100万円を目指せるカリキュラムになっています。
Webデザイナーの勉強法
Webデザイナーは、HTMLやCSSのプログラミングスキルと、Adobe PhotoshopやIlustratorを使った画像作成などのデザインスキルが必要となります。
これらの学習は書籍などによる独学でも学習できますが、スクールで学ぶほうが実践的なスキルが身につきます。
HTMLやCSSのほうをしっかりと学習したい場合は、テックアカデミーのWebデザインコースがおすすめです。
基礎的な知識の理解からプログラミングを使ったリッチなデザインまで幅広く学習することができます。
Adobe PhotoshopやIlustratorを使ったデザインを学習したい場合は、ワンダフルクラスのワンダフルデザイナー(WEBデザイン講座)がおすすめです。
デザインの基礎からツールを使った画像の作成、Webページのデザイン設計などを幅広く学習することができます。
動画編集の勉強法
動画編集は、動画を編集するツールを使いこなすスキルと、わかりやすい動画にするための編集者としての知識が必要になります。
動画編集のスキルは学習によって身につけることができますが、編集者としての知識は経験を通して身についていきます。
ですからまずは動画編集を行うためのスキルから身につけていきましょう。
動画編集の作業は大きく
- 1つの動画として作成するための編集
- 動画に対して文字やアニメーションなどの効果をつけるための編集
に別れます。
前者は主に複数の動画を1つの動画としてまとめたり、長い動画のハイライト部分だけを集めたオリジナル動画を作成する作業です。
後者はYouTube動画のように、見ていて楽しくなる動画を作成する作業です。
2つの作業は利用するツールが異なるので、どちらの副業から始めたいのかによって学習方法を選択します。
前者のスキルを身につけたい場合は、テックアカデミーの動画編集コースがおすすめです。
1つの動画を作成するためのツールとして、Premiere Proを学習するカリキュラムとなっています。
ウェディングムービーや企業のPR動画、YouTubeの切り抜き動画などで稼ぎたい場合はこちらとなります。
後者のスキルを身につけたい場合は、ワンダフルクラスのワンダフルムービーエディター(動画編集講座)がおすすめです。
動画に文字やアニメーションをつけるためのツールとして、After Effectsを学習するカリキュラムとなっています。
YouTuberの動画編集で稼ぎたい場合はこちらとなります。
動画クリエイターの勉強法
動画クリエイターは、ツールを使って動画を一から作り出すスキルと、動画の内容を考案する企画力が必要となります。
どちらもかなり専門的なスキルなので、独学で学習を進めるのはかなり難しいでしょう。
主に広告動画のような短い時間の動画作成を学習したい場合は、テックアカデミーの動画広告クリエイターコースがおすすめです。
カリキュラムの中で実案件にも挑戦することができます。
3DCGなどを使った本格的な動画作成を学習したい場合は、デジハリ・オンラインスクールの3DCG・映像コースがおすすめです。
CG映像を作るためのモデリングからツールの使い方、アニメーションやエフェクトなどを学習することができます。
まとめ:IT副業を始めよう
IT系副業のメリットと種類、案件の探し方、勉強法について解説してきました。
改めてまとめると、以下となります。
- なぜIT系副業がよいのかを知りたい
- IT系副業にはどんなものがあるのか知りたい
- IT系副業の案件獲得方法を知りたい
- IT系副業の始め方を知りたい
→自宅で小さく始めることができ、長期に渡って安定的に稼ぐことができる
→今から始めるならプログラミング、Webライター・デザイナー、動画編集・クリエイターがおすすめ
→クラウドソーシングサイトと副業エージェントで案件を獲得することができる
→どのIT系副業も専門スキルが必要となるため、基本的にスクールでしっかりと学習することがおすすめ
これから始めてみたいと感じた副業は見つかったでしょうか。
どれが一番よいというのはないので、気になったものから学習を始めてみるとよいと思います。
すぐに成果はでないかもしれませんが、諦めず続けていくことで収入も増えていきます。
今から1年後の未来のために、自分に投資を始めてみてはいかがでしょうか。
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