「テックキャンプって評判悪そうだけど、受講しても大丈夫なのかな?」
「テックキャンプは他のプログラミングスクールよりも料金が高いのはなぜなんだろう?」
「未経験からエンジニアになるにはどこのプログラミングスクールがよいのだろう?」
と疑問に思ったり、不安に思っていないでしょうか?
でも、いろんな口コミサイトを見ても情報が古かったり、何を信じたらよいのか判断が難しかったりしませんか?
そこで、本記事では2022年以降の情報に絞って、できる限りたくさんの口コミを集めてみました。
その上で、料金やサポート内容について競合スクールと比較し、おすすめしたい人/おすすめできない人についてお伝えします。
また、エンジニア歴20年である僕の評価も入れていますので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
時間のないあなたのために、最初に結論だけお伝えしておきますね。
たくさんの口コミを集めた結果は、
です。
そして、テックキャンプのエンジニア転職コースを受講すべきかどうかについて、僕の結論は
29歳以下ならDMM WEBCAMPのほうがおすすめ
です。
上記の理由や詳しい説明を順番に行っていきますので、気になる方は引続き読み進めてみてください。
すぐに申込みたい方は、まずは以下の無料カウンセリングから始めてみてください。
テックキャンプの基本情報と特徴
まずはテックキャンプの基本情報と特徴についてまとめてみました。
すでにご存知ということであれば、読み飛ばしていただいて構いません。
受講形態 | オンラインのみ |
---|---|
講師(メンター) | 現役エンジニアではない講師もいるが、教育研修を受けた未経験者にプログラミングを教えるプロが講師 |
コース | ・エンジニア転職 ・プログラミング教養(6コース) |
料金 | ・エンジニア転職:657,800円(税込)~ ・プログラミング教養:261,360円(税込)~ ※プランや期間によって異なる |
期間 | ・エンジニア転職:短期集中スタイルは10週間、夜間休日スタイルは6ヶ月 ・プログラミング教養:無制限(月単位のサブスクリプション方式) |
サポート | ・転職支援制度 ・専属ライフコーチ制度 ・専属キャリアアドバイザー制度 |
無料制度 | ・無料カウンセリング ・資料請求(ダウンロード) ・卒業生の事例集(ダウンロード) |
特徴 | ・企業で求められる即戦力技術が身につく ・パーソナルサポートでやり切れる環境を提供 ・転職成功まで長期のキャリア支援 |
テックキャンプの口コミ・評判
テックキャンプの評判は実際どうなのか、実際の口コミを集めてみました。
テックキャンプの良い口コミ
まずは良い口コミからです。
実際に受講されている方のTwitterやGoogleマップでの口コミから、できるだけたくさん集めてみました。
2022年以降に投稿された内容だけに絞っていますので、最近の状況が反映された内容になっています。
テックキャンプの悪い口コミ
次は悪い口コミを集めてみました。
こちらも受講生のTwitterやGoogleマップの口コミから、2022年以降の投稿に絞って集めてみました。
テックキャンプを選択した理由
数あるスクールの中で、なぜテックキャンプを選択したのか、を知ることも重要ですよね。
テックキャンプの公式HPに掲載されている卒業生インタビューより集めてみました。
テックキャンプと競合他社との比較
テックキャンプの評価について理解してもらえたと思いますので、次は他社との違いについて解説します。
以下の3つの軸で、評価の高いスクールであるテックアカデミー、DMM WEBCAMPと比較してみました。
- 受講料金について
- 受講可能なコースについて
- 受けられるサポートについて
料金比較
まずは受講料金についてです。
主なコース | テックキャンプ | テックアカデミー | DMM WEBCAMP |
---|---|---|---|
エンジニア (転職支援付き) | 657,800円 (10週間) | 437,800円 (16週間) | 690,800円 (12週間) |
Webデザイン | 261,360円 (12週間) | 284,900円 (12週間) | 279,800円 (12週間) |
プログラミング初級 | 261,360円 (12週間) | 284,900円 (12週間) | 279,800円 (12週間) |
AI | 261,360円 (12週間) | 284,900円 (12週間) | 279,800円 (12週間) |
動画編集 | なし | 284,900円 (12週間) | 279,800円 (12週間) |
スマホアプリ開発 | なし | 284,900円 (12週間) | なし |
テックキャンプのプログラミング教養はサブスクリプション方式の料金となります。
(上記の金額は最初の3ヶ月分の料金で、その後は毎月21,780円の課金となります)
他社のようなコースごとの支払いではなく、プログラミング教養全体での支払いとなるため、受講期間中は6つのコースが受け放題となります。
幅広く学習するほどお得になりますね。
そのほか以下のお得な制度もあります。
プログラミング教養 | エンジニア転職 |
---|---|
・7日間無条件全額保証制度 | ・14日間無条件全額保証制度 ・転職返金保証制度 ・教育訓練給付金制度で最大70%の支給 |
コース比較
次は受講コースについての比較です。
テックキャンプは他社と比較するとコースが少ないことが分かります。
コース | テックキャンプ | テックアカデミー | DMM WEBCAMP |
---|---|---|---|
エンジニア転職 | エンジニア転職(Ruby) | エンジニア転職保証(Java) | エンジニア転職(Ruby) |
プログラミング 言語別 | Webサービス開発(Ruby) | Webアプリケーション(Ruby) Webアプリ実践ポートフォリオ(Ruby) PHP/Laravel Java Node.js フロントエンド(JavaScript/jQuery) | Webアプリケーション(Ruby) PHP/Laravel Java |
Webデザイン・ サイト制作 | デザイン | Webデザイン デザイン実践ポートフォリオ UI/UXデザイン Webディレクション WordPress Shopify Wix | Webデザイン UI/UX |
AI・機械学習 | AI(人工知能)入門 AIアプリ開発(応用) | Python AI データサイエンス | Python |
動画編集・ 動画制作 | 動画編集 動画クリエイター | 動画クリエイター | |
スマホアプリ 制作 | iPhoneアプリ Android | ||
ゲームアプリ 制作 | Unity | ||
プログラミング 初心者向け | はじめてのプログラミング | はじめてのプログラミング | |
副業向け | はじめての副業 フロントエンド副業 | ||
フリーランス向け | Webデザインフリーランス | ||
その他 | オリジナルサービス開発 DXプログラミング | Webマーケティング はじめてのDX DXマネジメント Google App Script OSS学習 | |
コースセット | なし | 副業向け、フリーランス向けなどの目的に応じてさまざまな組み合わせのコースがある | |
受け放題セット | 月額サブスクリプション方式で全コース受け放題 | 最大15コースを受け放題で学習できる |
サポート比較
最後はサポートについてです。
各社ともにサポートによって差別化を行っています。
サポート | テックキャンプ | テックアカデミー | DMM WEBCAMP |
---|---|---|---|
転職サポート | 転職保証はエンジニアのみ(39歳以下) | ・転職保証はエンジニアのみ(32歳以下) ・転職サポートは全コース対応 | ・転職保証は短期集中コースと就業両立コースのみ(29歳以下) ・転職サポートは全コース対応 |
メンター制度 | 専属トレーナーが進捗管理やコーチングを実施 | 現役エンジニアによるパーソナルメンターが週2回 | ・現役エンジニアによるパーソナルメンターあり ・ライフコーチによる学習計画やカウンセリングを実施 |
質問 | 毎日11~12時間チャットによる質問ができる | 毎日15時~23時までチャットによる質問ができる | 13時~22時まで質問できる |
副業向けサポート | なし | 卒業後に案件獲得できるテックアカデミーワークスがある | 獲得した案件に対してメンタリングサポートを実施 |
フリーランス向け サポート | なし | 実案件サポートやクラウドコーチプログラムがある | なし |
スクール卒業生向け サポート | なし | なし | 卒業生公式コミュニティでスキルアップを目指せる |
無料制度 | 無料カウンセリング | ・1週間無料で学習システムをすべて体験できる無料体験 ・エンジニアと個別に話せる無料相談 | ・無料カウンセリング ・学習システムとメンタリングの無料体験 |
その他 | ・全額返金保証制度 ・転職返金保証制度 | 転職返金保証制度 | ・全額返金保証制度 ・転職返金保証制度 |
テックキャンプの入会から受講開始の流れ
テックキャンプへの入会から受講開始の流れは以下のようになります。
①と②は無料ですので、お試しでできます。(しつこい勧誘もないので気軽に試しても大丈夫です)
②無料のカウンセリングを受ける
③本申込みを行う
④受講開始日にキックオフ(オリエンテーション)に参加する
⑤本格的に学習を開始する
それぞれ詳細に説明していきます。
①無料の資料請求で転職までの流れをつかむ
エンジニア転職には、無料の資料請求が用意されています。
資料は、サービス説明や転職事例集など事前に見ていおいたほうがよい内容になっています。
必須ではありませんが、メールアドレスの登録だけでダウンロードできますので、見ておくことをおすすめします。
以下にも直接リンクを載せておきます。
>> 無料の資料請求を行う
②無料のカウンセリングを受ける
エンジニア転職では受講前に、無料のカウンセリングを受けることが必須となります。
カウンセリングでは、主にこれまでのキャリアやエンジニア転職に対する希望などをヒアリングされます。
また、こちらからIT業界のことやプログラミングの学習方法など、テックキャンプのサービスとは直接関係ないことも質問できます。
転職したほうがよいかどうか、まだ迷っているという場合でもひとまず相談だけしてみてよいと思いますね。
とくにしつこい勧誘もないので、気に入らなかったらやめるだけです。
③本申込みを行う
いざ受講すると決めたら、正式に入会申請を行って受講料の支払いを行います。
少しでも不安が残るようでしたら、直接質問したり、以下のよくある質問も確認しましょう。
④受講開始日にキックオフ(オリエンテーション)に参加する
エンジニア転職、プログラミング教養ともに開催期が決まっていて、受講者が同一日に一斉にスタートする形となります。
初日にはキックオフ(オリエンテーション)が開催され、オンライン上で同期と一緒に説明を受けます。
これから一緒に学習していく仲間を見つけるチャンスですね。
⑤本格的に学習を開始する
いよいよ本格的な学習の開始となります。
基本的な学習は、テキストを読みながら、実際に手を動かしてプログラミングなどの作業をしていきます。
わからないことがあれば、随時チャットで質問することができます。
その他、エンジニア転職では専属ライフコーチとの面談が週2回行われます。
途中で課題なども行いながら、修了を目指していきます。
エンジニア転職においては、修了後に転職活動が始まります。
キャリアアドバイザーの支援を受けながら、内定を目指します。
テックキャンプをおすすめしたい人、おすすめできない人
ここまでの内容で、テックキャンプの特徴や口コミ、入会方法について理解できたと思います。
最後に、現役エンジニアの僕の目から見たテックキャンプをおすすめしたい人/おすすめできない人について解説します。
まず冒頭でもお伝えしたとおり、僕は
29歳以下ならDMM WEBCAMPのほうがおすすめ
と考えています。
その理由は、テックキャンプでは、『チーム開発』を体験することができないからです。
しかしながら、DMM WEBCAMPは29歳までであるのに対して、テックキャンプは39歳まで受講することが可能です。
チーム開発以外でのカリキュラムは両社ともにほぼ同等なので、30歳以上におすすめとなります。
(オンライン上で同期の仲間と交流する場は残っています)
ただ、今後も行わない方針ではないので、チーム開発の再開、または別の形での実施を検討しているのではないかと思います。
しかし、待っていては時間がもったいないので、以下に当てはまる人は今の状況でも受講する価値があると思っています。
おすすめしたい人
僕が考えるテックキャンプをおすすめしたい人は以下の通りです。
- とにかく速く未経験からエンジニアへ転職したい人
- 幅広い知識をコスパよく身につけたい人
1つずつ説明していきます。
とにかく速く未経験からエンジニアへ転職したい人
テックキャンプでは、未経験でも10週間でエンジニアになるための学習を行います。
約600時間分の学習量を70日ほどで行うので、1日あたり8~9時間程度の学習が必要になります。
まるで学生の時のような勉強時間ですね。
つまり学生のように、学習だけに集中できる環境が作れる人には向いていることになります。
「ダラダラと長期間勉強するのは自分に合わない」、「人生をかけてフルコミットしたい」、という意気込みがある人にはぜひおすすめしたいと思います。
幅広い知識をコスパよく身につけたい人
プログラミング教養の料金はサブスクリプション方式で、各コース受け放題となっています。
つまりできるだけ短い期間にたくさん学習できるとお得になるわけです。
受講可能な6つのコースの想定学習時間を合計すると約350時間になります。
1ヶ月あたり60時間くらいの勉強時間を確保できると、半年で終えられることになります。
6ヶ月の合計料金は、326,700円(税込)になります。
他社は1コースの受講で、同程度の金額であることを考えると、よいコスパなのではないでしょうか。
おすすめできない人
僕が考えるテックキャンプをおすすめできない人は以下の通りです。
- 働きながらじっくりと学習を続けたい人
- 学習の目的・分野が明確な人
- 副業やフリーランスで稼ぐことを目的とした人
1つずつ説明していきます。
働きながらじっくりと学習を続けたい人
プログラミング教養については、サブスクリプション方式の課金となるので、長期間の学習はコスパが悪くなります。
じっくりと学習を続けるなら、他社の買い切り型のコースのほうがよいでしょう。
エンジニア転職にも夜間休日スタイルの約6ヶ月間で転職を目指すコースがあります。
6ヶ月といえど、学習想定時間が600時間ですから、1ヶ月あたり100時間の学習量が必要になります。
働きながら1ヶ月100時間も学習できますでしょうか?
最初の1ヶ月はできても、半年も続けるのはかなり難しいんじゃないかと思います。
テックキャンプはカリキュラムが豊富なこともあって、料金も割高になっています。
長く続けるとコスパが悪くなることを考えると、他社のほうが向いていると思います。
学習の目的・分野が明確な人
もしも学習の目的や分野が、エンジニア転職とプログラミング以外なのであれば、他社のほうがより目的にあったコースを選択できると思います。
なぜなら、テックキャンプはエンジニア転職とそのためのプログラミング学習に力を入れているからです。
たとえば、アプリ開発や動画編集などは、そもそも対応するコースがないので向いていません。
そのほか、デザインについても転職コースがなくなってしまったことで、コスパが悪くなってしまいました。
より専門的な内容を学習したい人ほど、テックキャンプは向いていないと言えるでしょう。
副業やフリーランスで稼ぐことを目的とした人
テックキャンプには副業やフリーランスで稼ぐことを目的とした学習コースは用意されていません。
公式HPにも『一度エンジニアとして転職することをおすすめしています』と記載されています。
エンジニアとして、将来副業やフリーランスを目指すのであればよいかもしれません。
しかし、すぐにフリーランスを目指したい場合や、エンジニア以外のWebサイト制作やWebデザイン等を目的とした場合は、他社をおすすめします。
まとめ:テックキャンプの評判は悪くないが、ちょっと待ったほうがよいかも
改めてテックキャンプ受講生の口コミを集めてみると、致命的な悪い口コミはなく、
ということが分かりましたね。
テックキャンプを選択するべきかどうかについて、僕の結論としては、
29歳以下ならDMM WEBCAMPのほうがおすすめ
です。
口コミには良い点/悪い点さまざまありますが、最後は自分の目で確認して決断をするしかないです。
自分で決断することで、納得して学習を続けることができますしね。
人生100年時代を生き抜いていくためには、人生の途中で学び直す必要があると言われていますね。
未来の自分へ投資できる人が、豊かな人生を歩んでいけるのでしょうね。僕もそうありたいと考えています。
まだ悩んでいる方は、まずは無料のカウンセリングで相談してみてはいかがでしょうか。
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