未経験からエンジニアになるのは難しいって思いますよね。
実際、侍エンジニア塾の調査結果によると、87.5%の人がプログラミング学習での挫折や行き詰まりを感じたということです。
そこで、なぜ未経験からエンジニアになるのが難しいのか、3つの理由とその対策について、エンジニア歴20年の現役エンジニアの視点で解説します。
本記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 未経験からエンジニアを目指すのは難しいのか?
- エンジニアになるにはどんなスキルが必要なのか?
- スキルの習得にどれくらいの期間がかかるのか?
→なぜ難しいのかとその対策がわかります
→未経験者が身につけるべきスキルがわかります
→未経験からエンジニアになるまでの期間がわかります
未経験からエンジニアになるのが難しい3つの理由と対策
以下の順番に解説していきます。
- 未経験からエンジニアになるのが難しい3つのポイント
- 未経験からエンジニアになる対策
- 学習を続けるコツ
未経験からエンジニアになるのが難しい3つのポイント
現役エンジニアの目線から見た、エンジニアになるのが難しいポイントは以下の3つです。
- プログラミング知識の習得が難しいから
- 就職・転職時に実績が求められることが多いから
- プログラミングだけができればよいわけではないから
プログラミング知識の習得が難しいから
プログラミングの学習は必ずどこかで壁に当たるときがやってきます。
これは僕を含め、周りのエンジニアに聞いてもみんな苦労した話を持っています。
壁となるのは、例えば配列やループ等のプログラミング自体の理解が難しいということもあれば、PC内の環境の問題がどうしても解決できないなど様々です。
こうした際に、多くの人は壁を乗り越えられずに諦めてしまうことが、冒頭の87.5%の数字につながっています。
特に周りに助けてくれる人がいない状況での学習は、問題解決できない確率が高くなります。
しかし、逆に考えると、今エンジニアで活躍している人は、問題を解決し、壁を乗り越えてきたということになります。
ですから、プログラミング知識の習得は、人に助けてもらいながら、どれだけ諦めずに立ち向かえるかがポイントとなります。
実績が求められることが多いから
就職や転職には、年齢が高くなるほど実績を求められます。
例えば転職サイトで未経験OKなエンジニア求人情報を見ると、そのほとんどに「第二新卒」「29歳以下」といった条件がついてきます。
そのため20代であれば就職・転職ができる可能性が高くなり、30代になると難しくなるというのが現実です。
もちろん30代以上でもしっかりと実績を作ることができれば可能なので諦める必要はありません。
そして、20代であれば、すぐに行動し始めることができるかどうかポイントとなります。
プログラミングだけができればよいわけではないから
せっかくエンジニアとして就職・転職できても、すぐに辞めてしまう人が僕の周りにも一定数存在します。
話を聞いてみると、業務内容の理想と現実のギャップが原因であることが多いようです。
エンジニア(特にプログラマー)は、プログラミングだけをする仕事というイメージを持たれることが多いです。
ですが実際はプログラミングをしている時間のほうが短く、設計をしたり、テストをしたり、打合せをしたりなど他の業務を行っている時間のほうが長くなります。
そうした業務の多様性についていけず、辞めてしまう人を何人も見てきました。
また、就職・転職後に急に学習することが増えてしまうことで辞めてしまうという、スキル面でのギャップもあるようです。
就職・転職後は基本的にチームで開発することになりますが、効率よく作業するために様々なツールや技術を使います。
その前提には、Linuxの知識であったり、ネットワークの知識であったりとプログラミング以外の知識が必要になります。
それらの必要となる知識の多さに困惑してしまい、辞めてしまう人も見てきました。
就職・転職前にエンジニアの仕事内容を知り、求められる周辺技術についても学習しておくことがポイントとなります。
未経験からエンジニアになる対策
上記のポイントを整理して、対策を考えると以下となります。
- プログラミングの学習で壁にぶつかり、諦めてしまう
- 実績を求められることが多い
- プログラミングだけができればよいわけではない
→一人で学習しない、壁にぶつかったら誰かに助けてもらう
→20代であれば実績よりも基礎知識の習得を重視、30代以上であれば基礎知識の習得と副業で実績を作る
→プログラミング以外の周辺技術も合わせて学習する
僕は、上記の対策を効率よく実行できるのが、プログラミングスクールであると考えています。
ですから、プログラミングスクールのメリットと合わせて解説していきます。
メンターの存在
多くのプログラミングスクールでは、メンターと呼ばれる専任の講師が存在します。
メンターはエンジニアであることが多いので、技術的な問題が発生したらすぐに助けてくれます。
また、エンジニアの先輩として、キャリア相談や転職時の会社選びのアドバイスなどもしてくれます。
困った時に誰かに相談できる環境を提供してくれるのがプログラミングスクールのメリットです。
知識を定着させる課題の存在
多くのプログラミングスクールでは、課題が出されて解答の提出が求められます。
小中学校の宿題と同じで、解答は採点されて戻ってきます。
課題を繰り返すことで、知識が定着し習得へと繋がります。
一人で学習していると、間違って理解したり、理解があいまいでも飛ばしてしまいがちです。
きちんとアウトプットして自分の理解度を正しく認識できるのもプログラミングスクールのメリットです。
周辺技術を含めたカリキュラム
多くのプログラミングスクールでは、プログラミングの基礎知識以外に、チーム開発や個人開発を通して以下のような周辺技術も身につけることができます。
- 開発要件をまとめたり、設計することで開発ドキュメントを作成する知識が身につく
- GitやIDEを使うことで、様々な開発ツールやライブラリ等の知識が身につく
- AWS等のインフラを使うことで、Linuxやネットワークの知識が身につく
書籍で勉強しただけでは身につかない周辺技術を学習できるのもプログラミングスクールのメリットです。
対策ポイントを満たしたプログラミングスクール
上記の対策3点をしっかり受けられるのが、『DMM WEBCAMP COMMIT』です。
DMM WEBCAMP COMMITの専門技術コースでは、4ヶ月でカリキュラムを学習し、国から最大70%の補助金を受けることができます。
詳しい特徴や料金、口コミ情報などを下記の記事にまとめていますので、気になる方はご覧ください。
学習を続けるコツ
「結局プログラミングスクールは必要なのか」と感じたかもしれませんが、やはり独学でエンジニアを目指すのは難しいであろうと僕は考えています。
独学で実施する場合は、とにかく継続して学習することが大切です。
そのために、最低限考慮したいのは以下のポイントです。
- 仲間を見つける
- 学習時は環境を変える
- アウトプットする
→困った時に助け合える
→SNSやテレビの誘惑を断ち切る
→学習内容の誤解を防止する
学習時間を確保し、問題を解決しながら、正しく理解することを継続できれば独学でエンジニアになることも可能でしょう。
ただ、やはりプログラミングスクールならどれも満たすことができるんですよね。
そう考えると短期間で集中してスクールへ通うほうが、結果的にコスパが良いのではないでしょうか。
本記事のまとめ
未経験からエンジニアになるのが難しい3つの理由と対策、学習を続けるポイントを紹介してきました。
最初の悩みに対する結論をまとめると、以下となります。
- 未経験からエンジニアを目指すのは難しいのか?
- エンジニアになるにはどんなスキルが必要なのか?
- スキルの習得にどれくらいの期間がかかるのか?
→学習期間中の壁、就職・転職時の要件、就職・転職後のイメージギャップを乗り越える必要がある
→プログラミングだけでなく周辺技術の知識が必要
→プログラミングスクールなら最短4ヶ月、独学なら学習を続けられるかどうかがポイント
以上の対策として、プログラミングスクールを活用するのがよいと考えます。
僕も含めて、最初はみな未経験から学習を始めてきました。
その結果、諦めずに学習を継続できた人がエンジニアになることができています。
エンジニアになって20年の僕も学習を継続し、毎年新しい言語の習得に挑戦したりしています。
テレビやメディアにより、一見すると華々しい世界のようにも見えますが、みな地道に努力を積み重ねているんですよね。
それだけに成果が大きかったり、注目されたりするのだと思います。
僕も自分が作ったシステムが人の役に立てたり、注目してもらえる点にエンジニアとしての魅力を感じています。
また、自分の手で未来の生活を変えることができるシステムを作ることができるもの大きな魅力です。
まずは自分の未来を変えるために、行動することから始めてみませんか。
>> DMM WEBCAMP COMMITの無料カウンセリングに申込む
コメント