「Pythonの資格を取得することは意味ない」と考えていないでしょうか?
この疑問に対する僕の考えは、「資格を取得することで得られるメリットがある」です。
本記事では、エンジニア歴20年の僕の視点から、Pythonの資格を取得するメリットや勉強法、副業や転職への活かし方について解説します。
具体的には、以下のことがわかるようになります。
- Pythonの資格を取得するメリットを知りたい
- Pythonの資格にどんなものがあるのか知りたい
- 合格するための勉強法を知りたい
- 資格が転職や副業に役立つのか知りたい
→Pythonの資格の価値がわかるようになる
→日本国内や海外で実施されているPythonの資格試験がわかるようになる
→合格するための学習の手順ややるべきことがわかる
→資格の活かし方や稼ぐためにやるべき次のステップがわかる
それでは解説をはじめていきます。
Pythonの資格を取得するメリット
冒頭でもお伝えしたとおり、「Pythonの資格を取得するのは意味ない」という意見を聞くこともありますが、僕の結論はそうは思わないです。
もちろん、取得しただけで効果を発揮するわけではなく、学習したことを活かすことでメリットにつなげることができます。
僕が思う具体的に得られるメリットは、以下の3つです。
- スキルアップや転職によって、年収アップにつなげることができる
- 仕事の効率を上げて、自由な時間を増やすことができる
- 希少なエンジニアを目指す足がかりにできる
それぞれ説明していきます。
スキルアップや転職によって、年収アップにつなげることができる
2020年にTECH Streetが行った調査によると、Pythonエンジニアの年収は30代で546万円、40代で624万円と、他の言語に比べて高い年収となっています。
なぜ高いかというと、『Pythonは需要がある』からです。
そのため、Pythonエンジニアを求めている会社へ転職することによって、年収アップとなる可能性が高くなります。
また、スキルアップして成果を上げることができれば、昇給にもつなげることができるでしょう。
仕事の効率を上げて、自由な時間を増やすことができる
Pythonは仕事の効率を上げやすいプログラミング言語です。
つまり、手動で行っている作業をプログラムによって自動化しやすいということです。
具体的には、Excelの編集やグラフの作成も簡単にできますし、データ分析や音声解析などの難しい分野も得意としています。
Pythonによって、毎日1時間かけて作成しているレポートを5分で作成できるようになった、という事例もたくさんあります。
効率化して得た自由な時間で、さらにスキルアップと効率化を繰り返していくとよい循環となりますね。
希少なエンジニアを目指す足がかりにできる
Pythonといえば、AI(機械学習)の分野でよく使用される言語です。
IT人材白書2019によると、70%以上の企業がAIエンジニア不足の状況で、需要が高まっている状況にあります。
資格を取得するだけで一流のAIエンジニアになれる、とまではいきませんが、足がかりとして学習を続けることで、希少なエンジニアになれる可能性はあります。
その第一歩として、資格取得を目指すというのは、良い学習の方法だと思います。
Pythonの資格一覧
Pythonの資格にはどんなものがあるかご存知でしょうか?
2022年現在では、日本国内で3種類、海外で4種類あります。
(2022年5月より日本国内の試験が1種類追加されました!)
下記に概要をまとめます。
試験名 | 主催 | 特徴 |
---|---|---|
Python3 エンジニア認定試験 | 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 | ・Pythonの入門者を対象とした試験です。 ・日本国内の試験場で受験することができます。 |
Python3 エンジニア認定データ分析試験 | 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 | ・Pythonを使ったデータ分析者を対象とした試験です。 ・日本国内の試験場で受験することができます。 |
Python3 エンジニア認定実践ベータ試験 | 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 | ・Pythonの中級者を対象とした試験です。 ・2022年5月より開始されたベータ試験ですが、合格者には正式な認定証が付与されます。 ・日本国内の試験場で受験することができます。 |
Python Certifications | OpenEDG Python Institute (ポーランドに拠点を置くNPO) | ・入門レベルからプロフェッショナルレベルまで4種類の試験があります。 ・試験はWeb上で行われ、英語で出題されます。 |
Python Certificationsは、海外で働く人にとってはメリットのある資格です。
ですが、まずは国内の資格から取得したいと思うのが大半だと思いますので、ここからは、国内の試験3種類について、詳しく解説していきます。
『Python3 エンジニア認定試験』の試験情報
『Python3 エンジニア認定試験』は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が行っている資格試験です。
2022年現在において、下記3種類の試験が用意されています。
- Python3 エンジニア認定基礎試験
- Python3 エンジニア認定データ分析試験
- Python3 エンジニア認定実践ベータ試験
Python3 エンジニア認定基礎試験
『Python3 エンジニア認定基礎試験』の基本情報は以下のとおりです。
試験名称 | Python3 エンジニア認定基礎試験 |
---|---|
試験の概要 | 文法基礎を問う試験 |
受験料金 | ・一般価格 11,000円(税込) ・学割価格 5,500円(税込) |
問題数 | 40問(すべて選択問題) |
試験時間 | 60分 |
合格ライン | 正答率70% |
受験日 | 通年(試験会場によって異なる) |
試験センター | 全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター |
申込URL | http://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam.html |
試験内容は、オライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第4版」から下記の内容と比率で出題されます。
章立て | 出題数 | 出題率 |
---|---|---|
1章 食欲をそそってみようか | 1 | 2.5% |
2章 Pythonインタープリタの使い方 | 1 | 2.5% |
3章 気楽な入門編 | 6 | 15.0% |
4章 制御構造ツール | 9 | 22.5% |
5章 データ構造 | 7 | 17.5% |
6章 モジュール | 2 | 5.0% |
7章 入出力 | 1 | 2.5% |
8章 エラーと例外 | 4 | 10.0% |
9章 クラス | 2 | 5.0% |
10章 標準ライブラリめぐり | 4 | 10.0% |
11章 標準ライブラリめぐり─PartII | 1 | 2.5% |
12章 仮想環境とパッケージ | 1 | 2.5% |
13章 次はなに? | 0 | 0.0% |
14章 対話環境での入力行編集とヒストリ置換 | 1 | 2.5% |
出題内容は基本的な文法を問うものが多く、これから本格的にPythonを始める方向けの資格となっています。
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会より、試験内容に関する動画も公開されていますので、ご覧ください。
Python3 エンジニア認定データ分析試験
『Python3 エンジニア認定データ分析試験』の基本情報は以下のとおりです。
試験名称 | Python 3 エンジニア認定データ分析試験 |
---|---|
試験の概要 | Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験 |
受験料金 | 一般価格 11,000円(税込) 学割価格 5,500円(税込) |
問題数 | 40問(すべて選択問題) |
試験時間 | 60分 |
合格ライン | 正答率70% |
受験日 | 通年(試験会場によって異なる) |
試験センター | 全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター |
申込URL | http://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam.html |
試験内容は、翔泳社「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」から下記の比率で出題されます。
章 | 節 | 問題数 | 問題割合 | |
---|---|---|---|---|
1 | データエンジニアの役割 | 2 | 5.0% | |
2 | Pythonと環境 | |||
1 | 実行環境構築 | 1 | 2.5% | |
2 | Pythonの基礎 | 3 | 7.5% | |
3 | Jupyter Notebook | 1 | 2.5% | |
3 | 数学の基礎 | |||
1 | 数式を読むための基礎知識 | 1 | 2.5% | |
2 | 線形代数 | 2 | 5.0% | |
3 | 基礎解析 | 1 | 2.5% | |
4 | 確率と統計 | 2 | 5.0% | |
4 | ライブラリによる分析実践 | |||
1 | NumPy | 6 | 15.0% | |
2 | pandas | 7 | 17.5% | |
3 | Matplotlib | 6 | 15.0% | |
4 | scikit-learn | 8 | 20.0% | |
5 | 応用: データ収集と加工 | 0 | 0.0% |
機械学習分野に特化した出題内容で、特にライブラリの使用方法について多く出題されます。
基礎試験の次のステップとして、機械学習を本格的に学びたい方向けの資格となっています。
Python3 エンジニア認定実践ベータ試験
『Python3 エンジニア認定実践ベータ試験』の基本情報は以下のとおりです。
試験名称 | Python 3 エンジニア認定実践ベータ試験 |
---|---|
試験の概要 | Pythonを実践的に使っていく上で重要な仕様やライブラリの使い方を問う試験 |
受験料金 | ・ベータ試験価格 11,000円(税込) ・本番試験価格 12,000円(税込) ※学割はなし |
問題数 | 40問(すべて選択問題) |
試験時間 | 75分 |
合格ライン | 正答率70% |
受験日 | 通年(試験会場によって異なる) |
試験センター | 全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター |
申込URL | http://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam.html#python3cpe_beta |
試験内容は、技術評論社「Python実践レシピ」から下記の比率で出題されます。
章 | タイトル | 問題数 | 問題割合 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1章 | Pythonの環境 | 1 | 2.5% | |
2章 | コーディング規約 | 2 | 5.0% | |
3章 | Pythonの言語仕様 | 7 | 17.5% | |
4章 | Pythonのクラス | 3 | 7.5% | |
5章 | タイプヒント | 2 | 5.0% | 5.2 mypy は除く |
6章 | テキストの処理 | 4 | 10.0% | |
7章 | 数値の処理 | 0 | 0.0% | 出題なし |
8章 | 日付と時刻の処理 | 2 | 5.0% | 8.4 dateutilは除く |
9章 | データ型とアルゴリズム | 5 | 12.5% | 9.3 bisectは除く 9.5 pprint は除く |
10章 | 汎用OS・ランタイムサービス | 2 | 5.0% | |
11章 | ファイルとディレクトリへのアクセス | 2 | 5.0% | |
12章 | データ圧縮とアーカイブと永続化 | 0 | 0.0% | 出題なし |
13章 | 特定のデータフォーマットを扱う | 2 | 5.0% | 13.3 configparser は除く 13.4 PyYAML は除く 13.5 openpyxl は除く 13.6 Pillow は除く |
14章 | インターネット上のデータを扱う | 2 | 5.0% | 14.3 Requests は除く 14.5 emai は除く |
15章 | HTML/XMLを扱う | 0 | 0.0% | 出題なし |
16章 | テスト | 3 | 7.5% | 16.4 pytest は除く 16.5 pydoc は除く |
17章 | デバッグ | 2 | 5.0% | 17.3 traceback は除く |
18章 | 暗号関連 | 1 | 2.5% | 18.3 cryptography は除く |
19章 | 並行処理、並列処理 | 0 | 0.0% | 出題なし |
テキスト処理やファイルアクセスなどのよく使われる処理からテストやデバッグなど開発に必要な知識まで幅広く出題されます。
基礎試験の次のステップとして、開発現場で使う知識を学びたい方向けの資格となっています。
Python3 認定試験受験の流れ
試験の内容が把握できたと思いますので、受験の流れについてお伝えします。
大きく以下の3つの工程になります。
- 試験日程を確認して申し込む
- 試験当日の流れ
- 結果の受取り
試験日程を確認して申し込む
試験は年間を通して実施されていますが、会場によって開催されている日程が異なりますので、あらかじめ確認しておきます。
最寄りの試験会場は下記URLより探してみてください。
>> 最寄りの試験会場を探す
試験会場と日程が決まったら、申込みを行います。
申込み方法や何日前までに申込みが必要かなどは会場によって異なりますので、会場の情報をよくご確認ください。
学生と教員は学割の対象になります。申込みの際に所属する学校名を伝える必要がありますので、こちらのページも合わせてご覧ください。
受験料の支払いが完了すると、受験票が発行されます。(発行のない会場もあります)
また、受験にはOdyssey IDが必要になります。まだ取得していない場合はこちらより作成してください。(無料で作成できます)
以上で、受験までに必要な準備は完了です。
試験当日の流れ
試験当日に必要な持ち物は以下の3点です。
- Odyssey IDとパスワード
- 本人確認ができる写真付き身分証明書
- 受験票(発行された会場のみ)
参考書や飲食物などの荷物は、試験室には持ち込むことができません。
多くの会場では、用意されているロッカーにしまうことになります。
時間になったら、試験室にあるPCの前に座り、試験官の合図に従って、開始します。
結果の受取り
結果の合否は、試験終了直後に知ることができます。
会場で試験結果レポートを受け取って受験は終了となります。
合格すると、4〜6週間程度で合格証が送られてきます。
再受験は、2回目はすぐに受けることができますが、3回目以降は前回試験日から7日以降経過している必要があります。
Python3 認定試験に合格するための勉強法
次に、合格のための勉強法とコツについて5つ紹介します。
先にお伝えすると、以下の5つになります。
- 教材をもとに手を動かしてプログラミングする
- 動画学習サービスを活用する
- 模擬試験を受ける
- 認定スクールで学習する(必要性を感じたら)
- 合格体験記を読む
教材をもとに手を動かしてプログラミングする
試験では例えば以下のような問題が出題されます。
【基礎試験のサンプル問題より抜粋】
タプル(tuple)の特徴として誤っているものを1つ次の記述の中から選択せよ
1. tuple同士を + 記号で連結することができる
2. 順序を持ち、インデックス操作でデータを出力できる
3. データの変更ができる
4. hashable以外のオブジェクトも内包できる
【分析試験のサンプル問題より抜粋】
以下の2点間のマンハッタン距離として正しいものを1つ次の記述の中から選択せよ
x = (2, 5), y = (5, 1)
1. 3
2. 5
3. 7
4. 9
上記でわかるとおり、問題は選択式で、プログラミングを必要とする問題ではありません。
そのため、教材の内容を暗記してしまえば、解答できる問題もあるかもしれません。
しかし、できる限り自分の手でプログラミングをして、結果を確認しながら勉強することをオススメします。
実際にプログラミングをすることで理解度を高め、応用問題にも対応することができるようになるからですね。
動画学習サービスを活用する
実は、基礎試験の教材となっているオライリー・ジャパンの「Pythonチュートリアル 第4版」は、やや難しい内容になっています。
教材での理解が難しい場合は、先に無料の動画サービスを利用してみることをオススメします。
公式の学習教材としては、Pythonオンライン学習サービス『PyQの「Python入門2020」』が推奨されています。
そのほかにも以下の動画学習サービスがあるので、自分がわかりやすいと思うものをいくつか使うとよいでしょう。
データ分析試験のほうは、『PRIME STUDY 動画集』に試験内容の解説動画がありますので、まずはこちらで勉強するのがオススメです。
模擬試験を受ける
どちらの試験も模擬問題が公開されています。
無料で受けることが可能です。
※実践試験の模擬問題はまだ公開されていないようです。
- Python3 エンジニア認定基礎試験 模擬問題
- Python3 エンジニア認定データ分析試験 模擬問題
問題の傾向を把握することができるので、腕試しにぜひやってみましょう。
認定スクールで学習する
模擬試験の結果が良くなかった、自分で学習を進めていくのが難しいという場合は、認定スクールで学習する方法があります。
以下は協会が認定しているスクールですので、学習内容もしっかりしていて、安心して学習することができます。
- Start Lab
- DIVE INTO CODE
- インターネット・アカデミー
Pythonに特化したオンラインスクールです。無料の説明会も用意されているので、学習方法のコツについて質問してみるのもアリかと思います。
機械学習コースがあるスクールです。データ分析試験の学習には最適なスクールです。7日間の無料お試しがあります。
老舗のWeb専門スクールです。Python講座コースでPythonの基礎から学習することができます。プログラミング初心者におすすめです。
合格体験記を読む
Pythonエンジニア育成推進協会のページには、これまで受験された方の合格体験記がたくさん投稿されています。
その中には、勉強方法や試験への心構えなども書かれています。
実際に合格された方の意見は参考になりますね。
ぜひ読んでおきましょう。
Pythonの資格の活かし方と次のステップ
最後に、Pythonの資格を副業や転職などの次のステップにどう活かしていくかについて、エンジニア目線で解説していきます。
副業への活かし方
Pythonを使った副業案件をクラウドワークスやランサーズで検索してみると、おもに以下の案件が主に募集されています。
- スクレイピングやAPIを使った情報取得ツールの開発案件
- Webシステムの開発案件
- 機械学習を用いた企業案件
基礎試験の資格を取得した直後は、まだスキル不足のため、残念ながらすぐに上記の案件を獲得するのは難しいです。
次のステップとしては、スクレイピング等のWeb開発または機械学習の知識を身につけることになります。
自分で学習するのがツライという場合は、PyQの「Webアプリ・API」コースを受講してみることをオススメします。
PyQは月額3,040円(税込)から受けられる学習サービスです。
>> PyQの学習コースを確認する
「Webアプリ・API」コースは、通常3ヶ月弱程度の期間がかかるコースですが、すでに基礎知識を持っているので早く終わらせることができるはずです。
機械学習の知識を身に着けたい場合は、データ分析試験にチャレンジするのもよい方法だと思います。
データ分析試験の資格を取得した場合には、機械学習を用いた企業案件に携わることが可能となります。
とは言え、実績がないと簡単には案件を獲得することはできません。
そのため、まずは副業エージェントの力を借りて案件を獲得するのがよいでしょう。
土・日のみ可の副業案件を多く扱っているWorkshipで探してみるのがオススメです。
>> Workshipで案件を探す
転職への活かし方
転職は一般的にスキルよりも年齢が重視される傾向にあります。
あなたが20代であれば資格取得後すぐに転職エージェントで相談してみることをオススメします。
転職エージェントは、転職サイトと違って、自分の市場価値を評価してくれたり、条件にあった企業を紹介してくれます。
途中で転職活動を辞めても、何もペナルティはないので、ノーリスクで活用することができます。
転職エージェントは複数社を活用するのが鉄則ですが、その中でもIT業界に特化しているマイナビITエージェントを活用するのがオススメです。
>> マイナビITエージェントで案件を確認する
30代後半頃からは、資格取得のみでPythonの実績がないと転職が難しくなってきます。
あなたがすでに実務でPythonを使っているのであれば、すぐにでも転職活動を始めて大丈夫です。
まだ実務での実績がないという場合は、現在の仕事の中で使える場面がないか考えてみましょう。
ちょっとした作業の自動化や便利ツールの作成でもよいです。
それも難しいということであれば、副業で実績を積んでみることもオススメです。
フリーランスへの活かし方
フリーランスとして活躍するには、即戦力となるスキルが必要となります。
即戦力となるためには、Pythonだけでなく周辺技術の習得が不可欠です。
そのため、資格取得だけでフリーランスとして活躍するのはかなり難しいでしょう。
まずは副業や転職で実績を積むことが王道ですが、短期間でスキルを身に着けたい場合は、『Aidemy(アイデミー)』を受講してみることをオススメします。
Aidemyは、Pythonの機械学習に特化したスクールで、実践的なスキルを身につけることができるカリキュラムになっています。
>> Aidemyの学習コースを確認する
Aidemyのメリット・デメリットなどの詳しい情報は、以下の記事にもまとめていますので、よろしければ参考にしてください。
>> Pythonで機械学習を学びたいならプログラミングスクールはコレ!
まとめ:Pythonの資格取得は無駄じゃない
Pythonの資格を取得するメリット、試験情報、勉強方法、資格の活かし方を紹介してきました。
結論をまとめると、以下となります。
- Pythonの資格を取得するメリットを知りたい
- Pythonの資格にどんなものがあるのか知りたい
- 合格するための勉強法を知りたい
- 資格が転職や副業に役立つのか知りたい
→需要があるので年収アップや更なるスキルアップで希少なエンジニアになるチャンスがある
→国内で受験できる資格には『Python3 エンジニア認定試験』があり、基礎試験とデータ分析試験がある
→自分でプログラミングしながら学習し、模擬問題や合格体験記を活用する
→すぐに活かせる場合とさらなるスキル習得が必要な場合があるので、目的に応じて行動を続ける
Pythonは今もっとも人気のあるプログラミング言語です。
ライバルは多いですが、習得できると稼ぎやすくなることは間違いありません。
とくに機械学習の分野はこれからますますの発展が期待できるので、スキル習得後の未来が楽しみですね。
まずは資格取得を目標に学習を始めてみませんか。
記事内で紹介したリンク
Pythonの資格取得のメリットがわかるリンク
Pythonの資格試験に関するリンク
勉強に役立つ情報のリンク
- Python3エンジニア認定基礎試験の主教材『Pythonチュートリアル 第4版』
- Python3エンジニア認定基礎試験のオンライン学習サービス『PyQ』
- Python3エンジニア認定データ分析試験の主教材『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』
- Python3エンジニア認定データ分析試験の解説動画『PRIME STUDY 動画集』
Pythonエンジニア育成推進協会の認定スクールのリンク
- Start Lab
- DIVE INTO CODE
- インターネット・アカデミー
Pythonに特化したオンラインスクールです。無料の説明会も用意されているので、学習方法のコツについて質問してみるのもアリかと思います。
機械学習コースがあるスクールです。データ分析試験の学習には最適なスクールです。7日間の無料お試しがあります。
老舗のWeb専門スクールです。Python講座コースでPythonの基礎から学習することができます。プログラミング初心者におすすめです。
Pythonの副業、転職、フリーランスに役立つリンク
- 副業の学習におすすめ:PyQの「Webアプリ・API」コース
- 副業エージェントのおすすめ:Workship
- 転職エージェントのおすすめ:マイナビITエージェント
- フリーランスの学習におすすめ:Aidemy
月額3,040円(税込)から受けられる学習サービスです。
土日可能な副業案件が豊富なエージェントです。
IT業界に特化していて優良なIT企業を紹介してくれるエージェントです。
機械学習に特化した実践的なスキルを3ヶ月で身につけることができるカリキュラムになっています。
コメント