エンジニアのキャリアパスを考える

エンジニア
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これからエンジニアを目指す方や、エンジニアとして歩み始めた方で、将来自分がどんなキャリアパスを歩んでいったらよいか悩んでいる方はいないでしょうか。

エンジニアといっても様々な役割や関わる職種があります。
どんな役割や職種があるのか、わからない方は過去の記事にまとめていますので、ご確認ください。

エンジニアの種類と必要なスキルのまとめ
エンジニアに必要なスキルはどんなものがあるかという点に悩んだり、エンジニアになるための目標をどう設定したらよいのかわからないという方はいないでしょうか。 本記事では、2020年における代表的なエンジニアの種類ごとに、役割や仕事内容、必要なスキルを解説していきます。

本記事では、僕が大企業とスタートアップで実際に関わってきた役割や、周りのエンジニアを見て、どんなキャリアパスがあるのかを解説します。
また、キャリアごとに大企業とスタートアップでの違いについても解説します。

今はプログラマとしてプログラミング作業が中心という方でも、将来どんな自分になりたいのか、またどんなキャリアパスがあるのかわからないという方の参考になれば幸いです。

エンジニアのキャリアパス

現在をプログラマと仮定して、その後に考えられるキャリアパスをまとめてみました。

①スペシャリスト
②アーキテクト(フルスタックエンジニア)
③セールスエンジニア
④運用エンジニア・カスタマーエンジニア
⑤オーナー・プロデューサー
⑥マネジメント・マネージャー

①スペシャリスト

現在のプログラマとしての技術を洗練させ、その技術では他の人に負けないスキルを身につけることで、スペシャリストとなるキャリアパスです。

単にプログラムが書けるだけでなく、言語仕様の詳細を理解していたり、コンパイラの改善提案ができるなど、他の人にはできないような技術力を身につけることが必要になります。

大企業におけるスペシャリストは、現場で活躍するよりも、R&D部門などで研究をしたり、横断的に色んなプロジェクトに参画することが多いように思います。
スタートアップやベンチャー企業におけるスペシャリストは、企業がメイン事業としている特定技術を任される、キーパーソン的な存在になることが多いと思います。

②アーキテクト(フルスタックエンジニア)

現在のプログラマから主に開発の上流工程の設計や顧客との要件定義に関する技術や知識を身につけることで、アーキテクトとなるキャリアパスです。

プログラムを書けることはもちろん、設計に必要なフレームワークやミドルウェアの知識や経験、インフラの知識、顧客とのコミュニケーション能力などが必要となります。

大企業におけるアーキテクトは、プロジェクトの要として、設計をしながらたくさんのプログラマ達を指揮したり、顧客との打合せを行ったりすることが主な仕事となります。
スタートアップやベンチャー企業におけるアーキテクトは、設計をしながらも自身でプログラムを書いたり、インフラを構築したりと、一人で開発のほとんどの役割をこなすということが多いように思います。

③セールスエンジニア

現在のプログラマで得た経験をもとに、製品やサービスの技術的な立場でアドバイスを行う営業となるキャリアパスです。

エンジニア経験のない営業にはできない、技術視点の営業として、顧客に提案やアドバイスを行えるように、技術と業務、製品やサービスと幅広い知識が必要となります。

大企業におけるセールスエンジニアには、営業担当とともに顧客先に訪問し、製品やサービスの技術的な説明やデモを行ったり、ソリューションの提案を行ったりします。
スタートアップやベンチャー企業におけるセールスエンジニアは、金銭的な部分や契約交渉も含め、営業の立場も兼ねて、顧客先を訪問することが多いように思います。

④運用エンジニア・カスタマーエンジニア

現在のプログラマとして作り上げた製品やサービスの運用サポートを行う立場として顧客に近いところで働くキャリアパスです。

製品やサービスの中身を知っているだけに、きめ細やかなサポート対応ができ、運用部門としては重宝される立場となります。

大企業における運用エンジニア・カスタマーエンジニアは、人数は多いですが、一人が複数の顧客を担当するようなサポート体制を組むことが多いように思います。
スタートアップやベンチャー企業における運用エンジニア・カスタマーエンジニアは、一人が顧客専任の担当となるようなサポート体制を組むことが多いように思います。

⑤オーナー・プロデューサー

現在のプログラマは、顧客の要件から製品やサービスを作り上げる立場ですが、逆に要件を出すオーナーやプロデューサーとなるキャリアパスです。

顧客の要望を吸い上げたり、顧客の行動を分析して、より良い製品やサービスを作るためのアイディアを出し、要求仕様として作成する能力が必要となります。

大企業におけるオーナー・プロデューサーは、管理職と兼ねていることが多く、個人的にはあまりしっかりとした役割が与えられていない印象があります。
スタートアップやベンチャー企業におけるオーナープロデューサーは、製品やサービスの責任者として、アーキテクトやセールスエンジニアなどと、様々な企画の立案や実施を行ったりすることもあります。

⑥マネジメント・マネージャー

現在の管理されている立場から、メンバを管理する立場として、マネジメント・マネージャーとなるキャリアパスです。

プログラマとしての経験があるので、メンバーの気持ちが分かったり、見積もり時に自分が作るならどの程度になりそうかという想像ができるなど、経験が役に立つことも多くあります。

大企業におけるマネジメント・マネージャーは、管理職と兼ねていたり、プロジェクトマネージャーとして複数プロジェクトを兼任して実施していることが多いように思います。
スタートアップやベンチャー企業におけるマネジメント・マネージャーは、エンジニア自身が実施することも多く、アーキテクトが実施したり、オーナー・プロデューサーがマネジメントすることも多いように思います。

どんなキャリアパスでもプログラマとしての経験は重要

プログラミングの経験や知識は、根底となる部分であり、どんなキャリアでも役に立ちますし、僕個人としては、上記であげたすべてで必須であると考えています。

日本ではプログラマの地位(給料も含めて)が低すぎるという残念な状態ですが、海外ではプログラマの地位が高く、最終的なキャリアパスとしてプログラマを目指す方もたくさんいます。
海外で、プログラマとしてスペシャリストを目指すことも一つのキャリアパスかもしれません。

何れにせよ、プログラマでしっかりと経験を積み、その後に自分の目指したいエンジニア像を考えていくのが良いのではと考えます。

参考になれば幸いです。

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