プログラミングスクール選びは、たくさんあって正直どれがいいのか迷いますよね。
料金はもちろん、カリキュラムやサポート内容もそれぞれのスクールによって異なります。
僕はプログラミングスクール選びについて、スマホや家電選びと一緒で、目的や現在の生活スタイル、将来の計画などに合わせて、自分自身に最適なところを選択することがベストであると考えています。
本記事で紹介する『RaiseTech(レイズテック)』は、Javaのスキルを身に着けて就職・転職したいなら、一番おすすめしたいプログラミングスクールです。
なぜおすすめしたいのか、エンジニア歴20年の現役エンジニア目線から見たポイントや注意点について解説します。
現場で使えるJavaのスキルを身に着けたいならRaiseTech
現場で使えるJavaのスキルを身に着けたいならRaiseTechをおすすめしたいポイントは、以下の3点です。
- 現場で必要となる実践的な知識や技術が盛り込まれている
- AWSやJenkinsを使った運用方法も学べる
- オンラインのライブ授業で最新の情報を得られる
現場で必要となる実践的な知識や技術が盛り込まれている
僕はこれまでにJavaを使ったシステム開発に何度も携わってきました。
その多くで使ってきたのは以下の知識や技術です。
たくさんあるように思われるかもしれませんが、前半がプログラミング技術で後半がツールの知識になります。
Javaを学べるプログラミングスクールはたくさんありますが、その多くはプログラミング技術だけを学ぶカリキュラムとなっています。
上記の要素でいうと、
になります。
プログラミング技術だけで十分ではないかと思われるかもしれませんが、実際の現場では、業務効率を上げるために、様々なツールを組み合わせて使っていきます。
また、設計をインプットとしてプログラミングを行い、できあがったプログラムは運用へアウトプットされるので、設計と運用に関わる技術や知識も必要となります。
RaiseTechでは、開発業務に関連する技術を学び、現場でよく使われるツールを学ぶために、以下のようなカリキュラムとなっています。
(「習得/学習できる技術の一覧」より抜粋)
- 基本的な開発知識
- Javaを用いたアプリケーション開発の基礎
- DevOpsや自動化に対する知識と理解(CI/CD)
- AWSのサービスに対する基本知識と基本的な使い方への理解
- 構成管理ツールに対する知識と理解及び実践経験
- 周辺技術としてのフレームワーク及びライブラリの知識と経験、実践経験
- 自動テストに対する知識と経験
- テスト手法に対する知識と経験
- 様々な開発手法への知識と理解
- 生産性を上げるための取り組みに対する知識と理解
MVC / Webアプリケーション / オブジェクト指向開発 / トランザクション
CRUD処理 / JSP / Servlet / SQL / JDBC / データベース / アプリケーションサーバー(Tomcat)
Jenkins
EC2 / S3 / ELB / RDS / CloudWatch
Maven / Gradle
Spring / Thymeleaf / MyBatis / JPA / Apache Commons
JUnit / Selenium
ブラックボックステスト / ホワイトボックステスト / 境界値テスト
ウォーターフォール / アジャイル / スクラム / XP / テスト駆動開発 / チケット駆動開発 / ドメイン駆動開発
カンバン / ふりかえり(KPT) / プランニングポーカー / デイリースクラム / イテレーション / スプリント
冒頭で僕がJavaの開発現場で使ってきた技術や知識がすべて盛り込まれています。
つまり、RaiseTechでスキルを身につけると、すぐに現場で開発できるようになるということです。
RaiseTechの特長は、現場で働く現役エンジニアが講師を勤め、現場で通用する技術を身につけられることですから、納得のカリキュラムと言えますね。
AWSやJenkinsを使った運用方法も学べる
RaiseTechのJavaフルコースでは、下記のようなAWSやJenkinsといった運用に関する内容も学習していきます。
これらは単なる座学学習ではなく、実際に手を動かす演習として組み込まれています。
(「Javaフルコースのカリキュラム」からの抜粋)
- AWS上でEC2、RDSなどのアプリケーションを動かす環境を構築。
- AWS上にJenkins用のEC2サーバー立ち上げ。
- JenkinsでGitHubと連携したCIの実現。
- CIからCD。自動デプロイの実現。
※専門用語がたくさん並んでいますが、簡単言うとAWSのサーバとJenkinsを連携させてクリック1つでアプリケーションを動かせるようにする内容です。今は理解できなくても大丈夫です!
Javaは企業の基幹システムで使われることが多いので、これまでは社内の独自のサーバーで管理・運用されることがほとんどでした。
しかし、最近ではこれらのシステムもクラウドに移行し、AWSやAzureでJavaを管理・運用することが増えてきています。
また、多くの開発現場では、クラウドの管理自体は専門部隊(インフラチーム)が行うことが多いのですが、アプリケーションの配置やメンテナンスは開発チームが主体で行います。
つまり、多くの開発現場では、プログラマーであってもAWSやAzureを操作する知識が必要となるということです。
RaiseTechは、僕の目からみても、最近の現場事情を把握し、ニーズの高いエンジニアとなれるカリキュラムを構成していると感じられます。
他にもアジャイルやカンバンなども多くの開発現場で取り入れられており、これらの知識があるだけでも価値の高いエンジニアとなれますね。
オンラインのライブ授業で最新の情報を得られる
RaiseTechでは、週に1度オンラインでのライブ授業があります。
このメリットは、最新の情報を取り入れた授業を受けられることです。
他のプログラミングスクールでは、過去に撮影された動画で学習することがあります。
いつでも見られるメリットはありますが、その反面、情報が古くなりがちです。
とくにIT業界は変化のスピードが早いので、動画で使っているツールのバージョンが古くて、最新では動かないといったことも起こります。
ライブ授業であれば、リアルタイムにバージョンアップ情報や注意点などについて教えてもらうことができます。
また、教材の動画では基本的に余談をすることはないですが、ライブ授業であればちょっとした余談もあります。
RaiseTechの講師は、現場で働く現役エンジニアなので、開発現場の雰囲気や現場で使っている技術などの余談も聞けるかもしれないですね。
RaiseTechの注意すべきポイント
ここまで良い点ばかり紹介してきましたので、悪い点が気になっている方もいらっしゃると思います。
もちろん悪い点についても、エンジニア目線でみたときの注意点として、1点だけお伝えします。
- 学習量が多い
学習量が多い
充実したカリキュラムである裏返しとなりますが、僕の目から見ても学習量がとても多いです。
RaiseTechのJavaフルコースでは、カリキュラム全体を16週間で学習します。
この期間に必要な学習時間の目安は300時間とされています。
(1日あたり3時間弱、1週間あたり20時間弱となります)
1週ごとに学習内容が変わり、特に後半は新しい要素がどんどん出てきます。
それぞれのつながりがありますので、きちんと理解しながら進めていかないと、途中でついていけなくなる可能性もあります。
Javaの基本を時間をかけてしっかり学びたい、AWS等の知識は不要などの目的が決まっているのであれば、別のプログラミングスクールがよいかもしれません。
対策としては、講師への質問をうまく使うことでしょう。
講師は現役エンジニアですから、問題が発生しても迅速に解決してくれるはずです。
自分で調べることも大切なのですが、30分たっても解決できなければ質問する、といったルールを決めて時間を有効活用することで、できるだけ手を動かす時間をたくさん作るようにすると、たくさんの技術や知識が身につけられるようになります。
また、すべては理解できなくても、知識があれば現場に出てから自分で学習することは可能なので、とにかくたくさん手を動かして経験することが大切であると思います。
まとめ
RaiseTechをおすすめしたいポイントをまとめると以下のとおりです。
- 現場で必要となる実践的な知識や技術が盛り込まれている
- AWSやJenkinsを使った運用方法も学べる
- オンラインのライブ授業で最新の情報を得られる
現場で使える技術や知識をこれだけ教えてくれるプログラミングスクールは他にないと思います。
毎年公表される、人気のプログラミング言語ランキングでは、いつも上位にJavaがいます。
大企業を中心に使っている現場が多く、Javaエンジニアの需要も高い状況が続いています。
僕は20年、様々な開発現場で働いていますが、チームメンバーとともに1つのシステムを作り、リリースできた瞬間が一番うれしいですね。
助け合えるメンバーとともに働ける開発現場はとても楽しいです。
16週間は忙しい状況になると思いますが、半年後の人生を変えるために頑張ってみませんか。
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