プログラミング初心者やエンジニアを目指す方が、勉強しているのに中々知識が身につかないということがあると思います。
似たような単語や技術も多く、理解したつもりでも、なかなか定着しないということがあります。
考えられる原因の1つは、アウトプットの量や質の問題であると思います。
本記事では、エンジニアを目指す方が、どのような方法でアウトプットをすると効率よく学習を進めていけるのかについて解説します。
アウトプット方法には比較的手軽なものから行動力を必要とするものまで様々ありますので、全部できれば最高ですが、1つでも出来ることから実践すると、より理解が深まり、定着度が向上すると思います。
僕自身が実践しているものもありますし、エンジニア界隈の方々を見ていても、比較的たくさんの方が実践されている方法かと思いますので、自分に合ったやり方を見つけてもらえたらと思います。
エンジニアのおすすめアウトプット方法
僕がおすすめしたいアウトプット方法は、以下の6つです。
- ➀Twitter等のSNSで学習した内容を発信する
- ➁ブログを書く
- ➂作成したソースコードをGithubにあげる
- ➃資格を取得する
- ➄勉強会に登壇する
- ➅Youtube等の動画を配信する
➀Twitter等のSNSで学習した内容を発信する
学習した内容をSNSに投稿する方法です。
手軽に始められるので、まずはここから始めてみるのが良いと思います。
Twitterの場合は文字数制限がありますので、要点をまとめる必要があります。この作業だけでも理解の定着度が高まります。
また、発信し続けることで、同じ技術に興味を持つ仲間が増える可能性がありますし、もしも間違ったことをアウトプットした場合は、詳しい人が正してくれることもあります。
SNSはまとまった情報を発信するには向いていないので、学習した内容を網羅するようなアウトプットするには別の方法が良いと思います。
➁ブログを書く
学習した内容を自分用の学習ノートとしてブログに投稿する方法です。
きれいにまとめようとすると手が止まってしまいますので、最初は体裁は考えず、とにかく書いてみることを実践すると良いと思います。
後から見返すことで定着度も高まりますし、同じ分野の勉強をしている方向けの役に立てることもできます。
ブログは無料で始められるサービスがたくさんありますが、「Qiita」か「はてなブログ」をおすすめします。
この2つは、エンジニアが使っている、見ている方が多く、自分が書いた内容を補足してくれる、または疑問を解決してくれるコメントをもらえる可能性があります。
➂作成したソースコードをGithubにあげる
プログラミングの学習は、たくさんのソースコードを書くことが重要ですが、書いたソースコードはGithubにすべてあげると良いです。
Gitの使い方の練習になるというのもありますし、就職や転職時に、自分の成果物を表すものとして、提示することができます。
また、Githubは毎日どれだけソースコードを書いたのかを表してくれるので、自信にも繋がります。
➃資格を取得する
資格取得を目標として学習を進め、最終的に資格取得をアウトプットとします。
明確な目標として設定しやすく、学習する範囲もある程度決まっているので、学習しやすいというメリットはあります。
短期的な目標としては良いですが、エンジニアは長期的に継続して学習することが大切ですので、資格取得が学習のゴールにならないようにする必要があります。
➄勉強会に登壇する
かなり大きな行動力が必要なアウトプット方法ではありますが、一番得られるものが大きい方法です。
登壇者を募集している勉強会も多く、初心者でも応募は可能です。
まずは5分程度のライトニングトークから始めてみると良いと思います。
登壇資料を作ることでも学習内容の理解が深まりますし、参加者からフィードバックももらえます。
また、作成した登壇資料は、SlideShareやSpeaker Deckで共有すると、さらにフィードバックをもらえます。
すぐに実践するというわけにはいかないかもしれませんが、メリットしかないので、機会があれば1度は試してみると良いと思います。
➅Youtube等の動画を配信する
自分と同じような学習をしている人に向けて、解説するような動画を作成します。
誰かに教えるというのは、自分が理解していないと出来ないことなので、自分にとっても理解を深めるきっかけとなります。
動画を作成したり、編集したりという手間はあるかもしれませんが、フィードバックをもらえたり、学習仲間が増えたりというのは、勉強会登壇と同様に大きなメリットになります。
また、うまくいくと収益化できるなどの別のメリットもあるかもしれませんし、最近のアウトプット方法としては最適な方法なのかもしれません。
おすすめの実践順序
僕が考えるおすすめの実践順序は、以下のとおりです。
手軽に始められるもの、継続しやすいものから開始して、より多くの人へ発信し、フィードバックを得られるものへつなげていくのが良いと思います。
①Twitter等のSNSで学習した内容を発信する
③作成したソースコードをGithubにあげる
↓
②ブログを書く
↓
⑤勉強会に登壇する
⑥Youtube等の動画を配信する
※④資格を取得する は適宜取り入れる
僕自身も含めて、どうしてもインプットのほうが多くなってしまいがちですが、重要なのはアウトプットで、アウトプットによって記憶が定着していきます。
自戒の意味も込めて、今回の記事を作成してみました。
少しでも学習方法の改善のきっかけになれば幸いです。
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