Javaを使って副業をしたいと考えているあなたは、以下のようなことを考えているのではないでしょうか。
これからプログラミングを始めてJava案件が獲得できるのかなぁ?
他のプログラミング言語を学習しているけど、Javaでも稼げるのかしら?
サラリーマンとして本業でJavaを使っているけど、副業としてどんな案件があるのか?
これらの悩みは3種類の習熟度に別れますが、それぞれに対する僕の考えは以下の通りです。
- これからプログラミングを始める初心者の方
- 最初に学習するプログラミング言語は、PHPまたはPythonのほうがオススメ。
- ただし将来的にエンジニアとして就職を考えているのであればJavaで始めるのもアリ。
- すでに他のプログラミング言語を学んでいる方
- Javaの基本を学習し、クラウドソーシングで案件を獲得しながら理解を深めていくのがオススメ。
- 先にKotlinを学習し、Android案件を受注を狙うのもアリ。
- 本業でJavaを使っている方
- すぐに副業を始めたほうがよい。
- 高単価の企業の副業案件やJavaの講師がオススメ。
僕はJavaを20年ほど使っていますが、高単価な案件はたくさんありますし、将来性もあります。
その詳細について解説しています。
Javaの副業案件で稼ぐことはできる?【習熟度別で解説】
Javaの副業で稼ぐためのステップとして、5つの内容について解説します。
- Javaを使った案件の種類
- Javaを使った案件で必要となるスキル
- Java案件の獲得方法
- Javaの将来性
- Java案件の獲得のロードマップ
Javaを使った案件の種類
Javaを使った副業案件の主な種類として、以下があります。
- ツール開発・改修:業務を効率化するようなちょっとしたツールの開発案件
- Androidアプリ開発:AndroidのアプリにJavaを使う開発案件(Kotlinとして募集される場合も多い)
- 業務システム開発:企業が手掛ける業務システムの開発案件
- Java講師:プログラミングスクールなどの講師として携わる案件
Javaは言語の特性上、業務システムやWebシステムのバックエンドとして使われることが多くなっています。
逆に、画面周りにおいては、Javaを使うことは少ないため、案件数としても少なくなります。
見た目では分かりにくいバックエンド部分での開発が多くなるため、副業で稼ぐなら初心者よりも経験者が有利な言語と言えるでしょう。
本業でJavaを使っている方にとっては、企業の業務システム開発や講師案件を副業とすることで、効率よく稼ぐことができます。
これからJavaを勉強するのであれば、先にKotlinを勉強してAndroid案件を狙うのもアリだと思います。
Javaを使った案件で必要となるスキル
上述の案件の種類ごとに必要となるスキルは以下のようなものになります。
ツール開発・改修
- 基本的なJavaの文法の理解
- 実行方法
- モジュールの作り方
ある程度Javaの基本が理解できれば実施可能です。
ただ、案件数が少ないので本格的に副業を実施するには不向きです。
Androidアプリ開発
- JavaとKotlin
- Android画面の作り方
- Androidスマホを使ったテスト方法
- リリースパッケージの作り方
Androidアプリ開発の一連の流れが分かれば実施可能です。
規模が小さめで見た目でわかりやすいので、初心者が目指す副業案件としておすすめです。
実績を積んでいけば、高単価な企業の案件も受注可能です。
業務システム開発
- Webシステム構築方法
- DBや他システムとの連携方法
Javaのみならず、ミドルウェアや周辺の幅広い知識や経験が求められます。
難易度は高いですが、案件数は多いです。
Java講師
- Javaの言語理解
- 環境構築やビルドなどの周辺知識
- 問題解決能力、質問対応能力
基本的なJavaの知識の他に、講師としての能力も必要となります。
普段からJavaを使っている方であれば問題ないかと思います。
Java案件の獲得方法
Javaの案件を獲得する方法としては、クラウドソーシングまたは企業の副業案件から獲得する方法が主流となります。
クラウドソーシング
上述の案件の種類だと、「ツール開発・改修」「Androidアプリ開発」の辺りが狙い目の案件となります。
ただ、他の言語と比べるとやや案件の難易度が高く、数も少なくなります。
どんな案件があるか、気になる方は以下のリンクから確認してみてください。
>> クラウドワークスのJava案件
>> ランサーズのJava案件
どちらも無料で登録できて、新着の案件があれば通知してくれるので、まずは気軽にはじめてみるのにおすすめです。
>> クラウドワークスに無料で登録する
>> ランサーズに無料で登録する
企業の副業案件
Javaの案件を獲得するのにおすすめなのは、企業が募集している副業案件です。
企業の副業案件を獲得するには、エージェントを利用するのが一般的となります。
僕のおすすめエージェントは、土日の稼働がOKで、リモートで作業可能な案件を多数紹介しているWorkshipです。
無料で会員登録ができ、募集している案件をみることもできますのでご確認ください。
また、Javaをよく知っている方であれば、プログラミングスクールの講師をするのもおすすめです。
空いている時間に講師として作業することも可能です。
プログラミングスクール大手のテックアカデミーでも募集しているので、単価や働き方が気になる方は確認ください。
Javaの将来性
10~20年前は、企業での案件も含め、Webアプリ、クライアントアプリ、業務システム等の様々なところでJavaが使われていました。
近年では、WebアプリはRubyやPython、PHPなどが増え、クライアントアプリはSwiftやKotlinが主流となりました。
そのため、Javaが使われる領域は全体的に狭くなってきており、企業の業務システムで使われることが多くなってきました。
Javaが業務システムとして使われることについては、代替となる言語が今の所ないので、将来的にも使われる言語と考えられます。
副業として見た場合は、今後も短期の案件は少なくなり、企業の長期案件としての募集が多くなってくると推測します。
そのため、これからプログラミングの学習を始める方にとっては、稼ぐことが出来るまでに長期を要する言語になると思います。
しかしながら、企業の案件は高単価のため、長期目線で考えると稼ぎやすい言語といえます。
Java案件の獲得のロードマップ
上述の内容を踏まえて、習熟度別にJava案件獲得までのロードマップとしてまとめると以下となります。
本業でJavaを使っている方
企業の副業案件や講師案件をすぐに始めましょう。
まずはエージェントに相談してみると良いと思います。
他のプログラミング言語を学習済みの方
Javaは他の言語に比べると覚えることが多く、やや学習に時間がかかります。
まずはKotlinから始めて、Android案件を獲得し、徐々にJavaに慣れていく方法をオススメします。
Kotlinの始め方は、以下の記事を参考にしてみてください。
>> Kotlinの最速HelloWorld
これからプログラミングを始める初心者の方
Javaを最初の言語として選択するのであれば、副業だけでなくエンジニアを目指すことをおすすめします。
まずはプログラミングスクールでしっかり学習し、クラウドソーシングで案件に慣れつつ、転職活動をするのがおすすめです。
Javaを学習できるおすすめのプログラミングスクールはテックアカデミーです。
Javaの専門コースがあり、基礎から学習することができます。
即戦力となる実践的な学習をしたい場合は、現場で使えるスキルを身につけることができるプログラミングスクールがありますので、以下の記事を読んでみてください。
>> 現場で使えるJavaのスキルを身に着けたいならプログラミングスクールはコレ!
まとめ
Javaの副業案件は、数は少なくありませんが、長期で大きめの企業案件が主流となります。
すでにJavaを知っている方であれば、高単価な案件も狙えますが、これから始める方には稼げるようになるまで時間がかかります。
長期目線でみると、Javaはこれからも使われていく言語ですので、副業として学習することはおすすめです。
今回は、Javaの副業案件について解説しました。
以上、参考になれば幸いです。
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