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会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの違い【増えたこと減ったこと】

フリーランス

会社員エンジニアの方が、フリーランスエンジニアに転身しようと考えたときに、どんな違いがあるのかはとても気になることだと思います。

僕も10年ほど会社員エンジニアを勤め、フリーランスエンジニアへ転身した際には、どんな違いがあるのか調べまくってました。

そこで、本記事では僕自身の体験をもとに、両者の違いを会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになって

  • 増えたこと
  • 減ったこと
  • あまり変わらないこと

にまとめてみました。

これからフリーランスエンジニアを目指す方の参考にしていただければと思います。

会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの違い

最初に結論からお伝えすると、僕が経験から感じた両者の違い以下のようなものでした。

  • 増えたこと
    • 自由時間
    • 手取り収入
    • 事務作業
  • 減ったこと
    • ストレス
    • 通勤時間
    • 会社内での雑務や飲み会などのイベント
  • あまり変わらないこと
    • エンジニアとしての仕事内容

それぞれ解説していきます。

会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになって増えたこと

自由時間

フリーランスエンジニアの多くの方は、企業との業務委託契約を結んで、プロジェクトへ参画することになります。

企業にもよりますが、週5日勤務の場合、月140~180時間の範囲で業務をすることで、満額の報酬をもらえることになります。
180時間を超えると、会社員でいうところの残業代を請求することができます。

僕の場合は、業務の繁忙時期によっては180時間を超える時もありましたが、基本的には時間内に収めるようにしています。
任された仕事を時間内に終わらせるというのも、フリーランスエンジニアとしての心構えであると考えているからです。

 

また、任された仕事がどれくらい掛かりそうかを見積もって、時間内に終わりそうにない場合には、先に発注者へ伝えておくというのも心がけています。

このような仕事の進め方をすると、会社員時代のような残業時間はなくなり、自然と自由時間も増えました。

 

上記のような時間単価での契約の場合は、その範囲内であれば休暇の取得や仕事の開始・終了時間の調整を行うこともできます。
(もちろん業務に支障のない範囲においてですが)

会社員のような厳しい拘束時間がないという意味でも自由時間が増えたと感じることができます。

手取り収入

会社員とフリーランスでは収入のもらい方がざっくり以下のように異なります。

  • 会社員:収入から先に税金が引かれた後に、自分の手元に入る(入った収入が手取り収入となる)
  • フリーランス:一旦全額が自分の手元に入り、その後に税金が引かれる(入った収入が手取り収入とならない)

上記の違いのため一概に比較できないのですが、僕の場合は最終的に残る金額はフリーランスのほうが増えました。
その一番の理由は単価の違いです。

僕が会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになった当初は、単価がざっくり1.5倍ほど増えました。
周りのフリーランスエンジニアを見ても、会社員時代と比べて増えている人が圧倒的に多いです。

そして、仕事に関連する支出を経費にしたり、その他の節税対策を行うと、会社員時代よりも手取り収入を増やすことができます。

よくフリーランスは収入が安定しないという話がありますが、エンジニアにおいては企業と契約している限り、あまり収入が上下することもありませんので、ほぼ会社員と似たような形になります。

事務作業

フリーランスエンジニアになると、エンジニア業務の他に以下のようなやるべきことが増えます。

  • 営業活動
  • 請求書作成
  • 確定申告

これらの業務は月1回や半年に1回など、それほど頻度の大きいものではありませんが、会社員時代にはなかった業務が確実に発生します。

最初は手間がかかる作業ですが、慣れてしまえばそれほど時間がかかるものではありませんので、心配するほどではありません。

会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになって減ったこと

ストレス

ストレスの感じ方は人それぞれですが、僕は圧倒的にストレスが減りました。

会社員時代には所属する企業からのみの収入であったことから、仕事上での人付き合いや仕事の進め方などにストレスを感じていました。
フリーランスになってからは、収入源を分散することができたことであまりプレッシャーを感じずに、いい意味で開き直って活動できています。

その他、フリーランスエンジニアでは仕事を選択できるというのも、ストレス軽減につながる要素となります。

ストレスが減ることで、仕事へのモチベーションも上がり、これまで以上の成果を上げることができています。
そして余裕が持てることで、他のコミュニティに参加したり、勉強できたりするなど、ポジティブに活動することができます。

通勤時間

僕はフリーランスとして活動を始める際の条件として、リモートワークにすることを決めていました。
会社員時代は、もちろん毎日通勤をしていましたが、この時間を何とか減らせないものかと考えていました。

2021年の今でこそリモートワークは当たり前の時代にもなりましたが、僕がフリーランスを始めた頃はフルリモートを取り入れている企業はほとんどありませんでした。
最初は週1日や2日程度をリモートにするところからはじめ、徐々に日数を増やしていきました。

通勤時間が減るに連れて、体力的にも精神的にも余裕が生まれ、楽に仕事ができるようになりました。

会社内での雑務や飲み会などのイベント

会社員時代には、仕事には直接関連しない雑務やイベントなどにも、ある意味強制的に参加していました。
もちろん仲間との人間関係を深める場として、メリットもあったと思います。

フリーランスではこうした時間も、会社員時代に比べてかなり減りました。
もちろん参画するプロジェクト内で飲み会などはあるので、適宜参加して交流を深めるようにしています。

社外や他のフリーランスエンジニアとの交流を持つには、別のコミュニティに参加したり、勉強会に参加することが手段となってきます。
フリーランスエンジニアが人脈を増やしたりするには、自分から積極的に外へ出ていく必要があります。

会社員エンジニアからフリーランスエンジニアになってもあまり変わらないこと

エンジニアとしての仕事内容

会社員からフリーランスになることで、企業との付き合い方は変わりますが、仕事内容には大きな変化はありません。
もちろん企業によって任される仕事の範囲は違いますので一概には言えませんが、フリーランスだからといって責任のある仕事を任されないというわけでもありません。

会社員時代と同じように、コツコツと実績を積み重ねて、信頼を得ていくことで、徐々に大きな仕事も任されるようになります。

まとめ

会社員エンジニアとフリーランスエンジニアでは、大きく違うと思われがちですが、エンジニアとしての仕事の本質は大きく変わりません。
それ以外の働き方や雑務の部分で変化が発生します。

慣れるまで苦労することもあるかもしれませんが、誰でもできることばかりですので心配は無用です。

この記事を読んで、フリーランスエンジニアになってみたいと思った方は、ぜひ次のステップとなるフリーランスエンジニアの始め方に関する記事をご覧ください。

フリーランスエンジニアの始め方【初めての方必見】
フリーランスは会社員と違って様々な準備や手続きを自分で行う必要があります。 そのため、初めてフリーランスに転身される方は、何をやったらよいのかわからない方もたくさんいることと思います。 そこで、本記事ではフリーランスエンジニアの僕自身が、退職してから案件を獲得するまでに行ったことを紹介しながら、必要な準備や手続きについて解説します。

 

今回は、会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの違いついて、僕の体験談をもとに紹介しました。

以上、参考になれば幸いです。

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