プログラミングを学びたいけど、何から手を付けたら良いか分からない、準備が面倒で中々始められないという方はいないでしょうか。
本記事では、HelloWorldシリーズの第4回として、Rubyの最速HelloWorldを解説します。
これまでのJavaScript、Python、Javaの最速HelloWorldの各記事は、本記事の最後にリンクを貼っておきますので、興味がある方は合わせてご覧ください。
Rubyは、Pythonと並んで手軽に動作させることのできる言語です。
Macであれば初期状態でRubyがインストール済みかもしれません。
Windowsはインストールが必要になります。
必要なもの
- Rubyの実行環境(Rubyのインストール)
- コマンドプロンプト・ターミナル
- エディタ
Rubyの最速HelloWorld
以下の手順で進めていきます。
②エディタでHelloWorldのプログラミングをする
③コマンドプロンプト・ターミナルでプログラムを実行する
①Rubyをインストールして実行環境を作成する
RubyはMacOSであれば、標準でインストール済みかもしれません。
実際の開発では、別途インストールすることが多いですが、今回はインストール済みであればそれを利用して構わないと思います。
Windowsは標準ではインストールされていませんので、以下の手順でダウンロードしてインストールが必要になります。
RubyInstallerのサイトよりダウンロードします。
WITH DEVKITの最新バージョンで良いと思います。
また、x64とx86の2種類がありますが、Windowsが64ビットの場合はx64、32ビットの場合はx86を選択してください。
インストール画面では、特別な理由がなければ標準のまま進めていけば良いです。
②エディタでHelloWorldのプログラミングをする
エディタを新規に開いて、以下の内容をプログラミングします。
puts "Hello World!!"
たったの1行です。Rubyもこの手軽さが特徴といえます。
プログラムを書けたら、名前を付けてファイルを保存します。
ファイル名は、「HelloWorld.rb」とします。
③コマンドプロンプト・ターミナルでプログラムを実行する
Windowsの場合はコマンドプロンプト(もしくはPowerShell)、Macはターミナルを開きます。
そして、先程作成したプログラムを保存したディレクトリ(フォルダ)まで、cdコマンドで移動します。
プログラムを保存したディレクトリにたどり着いたら、以下のコマンドを入力して実行します。
ruby HelloWorld.rb
実行した後、続けて画面に「Hello World!!」と表示されれば、成功です。
プログラムの解説
今回は1行ですので、解説するほどでもないのですが、putsというRubyが標準で用意しているメソッドを使っています。
putsメソッドは画面(標準出力)に、引数で指定した文字列(改行付き)を表示するというメソッドです。
RubyはWebアプリケーション開発でよく使われる言語
Rubyは単体で使う言語としてもシンプルで書きやすいのですが、なんと言ってもRuby On Railsと組合せて、Webアプリケーション開発を行うのが一番良く使われるパターンです。
Webアプリケーション分野でのエンジニアを目指すのであれば、まずRubyから学習していくのも良いと思います。
今回はRubyの最速HelloWorldを紹介しました。
他の言語の最速HelloWorldも紹介していますので、興味があれば御覧ください。
他の言語との違いを見てみるのも面白いと思います。
参考になれば幸いです。
コメント