HelloWorldを学習した後に、何を学ぶべきか迷っている方もいると思いますが、まずは基本的な制御構文を学習することをおすすめします。
制御構文とは、if文やfor文のことですが、プログラミングではどの言語においても、この2つの制御構文が超重要事項です。
これまでの記事で、JavaScript、Python、Java、Ruby、Goの5つの言語の制御構文を解説してきました。
そこで本記事では、制御構文の学習の最終弾として、5つの言語のまとめて終わりにしたいと思います。
改めて他の言語と比較してみると、発見があったりするので、ぜひ確認してみてください。
制御構文とは
制御構文とは何かについては、第1弾の記事の中でまとめていますので、必要な方はご確認ください。
各言語の分岐処理のまとめ
分岐処理について各言語の基本的な構文をまとめてみました。
方法1の列はどの言語でも使用可能なif文、方法2の列は別の記述方法を表しています。
言語 | 基本 | その他の記述方法 |
---|---|---|
JavaScript | if、else if、elseを使って分岐 | switch~caseを使って分岐 |
Python | if、elif、elseを使って分岐 | なし |
Java | if、else if、elseを使って分岐 | switch~caseを使って分岐 |
Ruby | if~then、elsif~then、else~endを使って分岐 |
・unless~then、elsif~then、else~endを使って分岐 ・case~when~thenを使って分岐 |
Go | if、elif、elseを使って分岐 | switch~caseを使って分岐 |
比較してみると、書き方は多少異なりますが、if文はどの言語にも用意されています。
また、switch文またはcase文が、Pythonを除く言語に用意されています。
Rubyにはunless文が用意されているのが特殊なところです。
各言語の繰返し処理のまとめ
次に繰返し処理について各言語の基本的な構文をまとめてみました。
言語 | while文 | for文 |
---|---|---|
JavaScript | while文とdo-while文の2種類がある | for文、for…in文、for…of文の3種類がある |
Python | while文がある | for文がある |
Java | while文とdo-while文の2種類がある | for文、for-each文の2種類がある |
Ruby | while文とuntil文の2種類がある | for文がある |
Go | なし | for文がある |
比較してみると、for文はどの言語にも用意されていますが、処理の中身は言語で若干異なります。
JavaScriptは色んな種類の記述方法が用意されている一方で、Goはfor文1つだけです。
比較してみると特徴がわかる
記述方法は、JavaScript、Java、Goが似ています。PythonとRubyは独自の記述方法です。
記述の数は、JavaScript、Java、Rubyは多め、PythonとGoは少なめとなっています。
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各言語の記事は以下になります。詳細は各記事をご覧ください。
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